2022年:6年生< まつだっち >の声   


全10回分の択一アンケート:津田校長からの報告

択一アンケートの集計から、表作成、そしてコメントまで、すべて津田校長が作成して下さった。


プログラミング・デイ  5月12日  5月19日  5月26日  6月16日  6月23日
6月30日  9月08日  9月22日  10月13日  10月20日
10月27日  11月24日  12月01日  12月08日 


6年生<まつだっち>への択一アンケートの結果   津田校長のコメント

設問 1. 自分には難しかった

1 自分には難しかった 1 自分には難しかった

・難しかったと回答した<まつだっち>が50~60%を占めている。プロセッシングは初めてであるが、5年生のスクラッチを夢中になって取り組んでいた<まつだっち>なので、昨年度よりも難しいと感じている<まつだっち>は少なくなっている。最後まで難しいと感じることは継続していったが、全10回の実施の中で、少しずつキーボード入力にも慣れていった。


設問 2. 自分の思い通りにできた

2 自分の思い通りにできた 2 自分の思い通りにできた

・肯定的な回答が70~80%を占め、昨年度よりも増している。特に「とても思う」が常に40%前後の回数が多く、特に第3回と最終回は50%前後となっている。操作にだいぶ慣れている<まつだっち>が多かったことがわかる。今年度も例年通り、思うように操作ができない時には、ボランティアの方や立花学園の生徒が積極的に支援してくださり、学習を進めることができた。


設問 3. やってよかった

3 やってよかった 3 やってよかった

・肯定的な回答が毎回80~90%を占めている。特に「とても思う」の回答が毎回60%前後ととても高かった。思い通りに進まず苦労している<まつだっち>も多いが、ボランティアの方や進んでいる友達の支援を受け、最終的に満足している様子がわかる。肯定率が右肩上がりにならないのは、難易度が上がっていくことが要因と考えられる。


設問 4. 自分にはすぐつかえそうだ

4 自分にはすぐつかえそうだ 4 自分にはすぐつかえそうだ

・第1回~第5回は50%を下回っていた昨年度に比べると、肯定率は上がっている。第5回を除くすべての回で60%を上回っている。経験を重ねることにより、自分なりの使い方を身に付けている<まつだっち>が増えてきたことがわかるが、やはり第5回の「条件分岐」には苦労している<まつだっち>も多いようだ。


設問 5. もっとやってみたい

5 もっとやってみたい 5 もっとやってみたい

・第1回~第4回はすべて80%を越え、<まつだっち>が意欲をもって取り組んでる様子が伝わってくる。特に「とても思う」の回答率がどの回も高いことがわかる。難易度が上がる中でも、すべての回で高い数値が出ていることは、主体的な取り組みが継続したことがわかる。第5回を境に80%を割る回も出てきていて、2極化の傾向が出始めている。


設問 6. おもしろかった

6 おもしろかった 6 おもしろかった

・第5回を除くすべての回で80%を越える高い数値を示している。<まつだっち>が、興味・関心を持ち続けながら学習に取り組んでいる様子がわかる。しかし、第4回では0%だった「全く思わない」が、第5回で一気に増えている。条件分岐の学習で、少しでも肯定率を増やしていくことが、すべての<まつだっち>の探究的な活動を保障するために必要であろう。


設問 7. 自分なりに工夫出できそうだ

7 自分なりに工夫出できそうだ 7 自分なりに工夫出できそうだ

・前年度は、第2回、第4回で肯定率が50%を割っていたが、今年度はすべての回で70%前後となっている。もともと全体的にスキルが高い<まつだっち>たちだったので、学んだことをもとに自分なりに工夫のできることが多かったようだ。特に得意な<まつだっち>については、個人の中でも様々な創意工夫をしながら、学習を楽しむようになってきた。


設問 8. やりがいがあった

8 やりがいがあった 8 やりがいがあった

・どの発問にも言えることであるが、「復習」を行った第3回が最も肯定率が高い傾向にある。自分なりに自由に課題に挑戦できることがその要因であると考える。全体的には、難しさや課題を感じながらも意欲をもって学習を進める中で、<まつだっち>が「やりがい」を感じながら学んでいることがわかる。今後は自由に挑戦できる場を増やしていきたい。