| 2021年    5年生 今までの記録 2020年   
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					| 5年1組、5年2組、5年3組 | 
				
				
					| 日 付 | 使ったソフト | 授業の進行の様子   | 
				
					| 6月17日 | 事前学習 
 スクラッチ-第1回
 教材-PDF
 課題:ネコの移動
 
 今回と7月1日1組の
 <まつだっち>の声
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						  今年の5年生は3クラスある。そのため、今日は午前中2組、午後に3組で授業を行った。
						前日に津田校長がスクラッチの事前授業を行って、今日は各担任が講師を務めてくれた。
 いつものようにタイピングから入ったが、ホームポジションを丁寧に説明していたのには感心した。ホームポジションを確認しながらすすめると、タイピングの速度が上がるだろうと思う。
 例年通り、冒頭の和文のタイピングでは、2組の中央値が15.0、3組の中央値が18.0だった。どう伸びていくが、楽しみである。
 毎日接している担任が授業を進めるので、<まつだっち>たちの食いつきが良く、笑い声がたえなかった。
 アンケートの回答でも楽しかったという声が多く、無事に船出できた感じである。
 以上:サイトの管理人記
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					| 7月   1日 | スクラッチ-第1&2回
				教材-PDF 課題:連打ゲーム
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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						  午前中は1組の第1回を、午後は2組の第2回の授業をおこなった。
						今年は各クラスの担任が授業を行うため、担任の個性が良くでており、とても興味深い。担任同士の相談もあることと思うが、ぜひユニークな授業を望みたい。
 第一回目の授業は、楽しかったというアンケート結果が多く、今後が楽しみである。タイピング1組の中央値は、17.0だった。
 
 午後は2組の第2回の授業だった。連打ゲームという簡単なゲームを作ってもらったが、多くの<まつだっち>が完成したようであった。
 スクラッチでも津田校長の<理解の助け>がパワーポイントで作られており、分かりやすくなっていたと思う。
 前回は2組の中央値が15.0だったが、18.0に向上した。
  以上:サイトの管理人記
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					| 7月15日 | スクラッチ-第2回 教材-PDF
 課題:連打ゲーム
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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						  午前中は3組の第2回を、午後は1組の第2回の授業をおこなった。
						今年の5年生は3組あるので、不規則な時間組になる。担任が進める授業も安定して、無事に進んでいるようだ。
 楽しかったというアンケート結果が多く、むずかしかったけどおもしろかったとか、2学期がんばるとか今後が楽しみである。
						前回のタイピング3組の中央値は、18.0だったが、17.0に下がった。しかし、平均点は0.40向上した。
 図形を描くのと、連打ゲームという簡単なゲームを作ってもらったが、多くの<まつだっち>が完成したようであった。図形を描くでは、三角形の外角を説明した方が良かったかも。
 前回の1組の中央値は、17.0だったが、18.0に向上した。しかし、平均点は1.75下がった。
 以上:サイトの管理人記
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					| 9月   9日 | スクラッチ-第3回 教材-PDF
 課題:ランニングゲ-ム
 含:教員用テキスト
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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  2学期初めてのスクラッチで、皆、楽しみにしてくれていたようだ。楽しかった、面白かった、やりがいがあったといった声が多く、ボランティアとしても嬉しい限りだった。タイピングも平均点、中間値ともに向上している。2組の平均点は19.54で中央値は19.00となり、3組の平均点は20.21で中央値は18.50となった。
 ランニングゲームという簡単ではあるが、ゲームらしく得点を入れるようにしたもので、多くの<まつだっち>が余裕で完成させていた。残った時間で、ゲームを楽しんだり、改良したりと楽しそうな笑い声があがっていた。
 津田校長がパワーポイントでつくった<理解の助け>を、スクリーンに映し出していたクラスと、教員もタブレットの中で使っていたクラスがあった。パワーポイントはスクリーンに映した方が、はるかに理解が進み、教室の雰囲気も良かった。
 午後のクラスのアンケートでは、楽しかった、面白かったといった回答が、9割以上ほぼ全員から返ってきた。午前と午後でクラスの雰囲気が大きく違っていたことが気になった。
						  以上:サイトの管理人記
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					| 9月   30日 | スクラッチ-第3&4回 教材-PDF
 課題:風船割りゲーム
					含:教員用テキスト
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け-4
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  今年の5年生は3クラスあるため、午前中はスクラッチの3回目、午後は4回目となった。午前午後ともに、面白かった・楽しかったという声が多く、教材作成も妥当だったようだ。午前中の1組はランニングゲームだったので、初めてゲームらしきプログラミングで驚いた<まつだっち>もいたようだが、自分で作ったゲームで遊ぶ感覚は一入楽しげだった。
 1組のタイピングも平均点20.92、中央値20.00と向上しており、キーボードにも慣れてきたようだ。
 午後の2組は風船割りゲームであった。ゲームもすこし複雑になってきたが、どんなゲームなのかを理解するとたちまち完成させる<まつだっち>もおり、楽しげに作業をしていた。
 このゲームの課題は乱数だったが、乱数とは何かには触れなかったのはチョット物足りなかった。
 2組のタイピングも平均点20.64、中央値20.00と向上しており、今後が楽しみである。
 以上:サイトの管理人記
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					| 10月28日 | スクラッチ-第4回 教材-PDF
 課題:風船割りゲーム
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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  スクラッチの4回目を1組と3組で行った。教える方もだいぶ余裕が出てきて、<まつだっち>との関係もいい感じになっている。難しいという声もあるが、難しいけど楽しい、またやりたいといった感じで、クラス全体としては時間的に余裕を感じた。自分たちの作ったゲームで遊ぶのは楽しげだった。
 スプライトを複製して向きを変えるのが分かりにくいようだった。スクラッチは取り付きやすいのだが、さまざまな指示が隠されており、教えられないと分かりにくい。
 前回から1月近く間が空いたので、タイピングの成績を心配したが杞憂だった。1組の平均点は20.92→
 22.71、中央値は20.00→22.00と向上しており、3組も平均点は20.21→20.91、中央値は18.50→20.00と向上している。
 アンケートの質問が、教材の内容と関係が薄く、やや漫然としたものになっているように感じる。この授業で理解して欲しい点に絞って質問を立てても言いように思う。
 前回から立花学園の諸君が来てくれており、とても大きな戦力なって大助かりである。多謝。
 以上:サイトの管理人記
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					| 11月11日 | スクラッチ-第5回 教材-PDF
 課題:トランポリンでしりとり
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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  トランポリンでしりとりをやる課題は、去年はそれほど好評ではなかったので、来年は教材を作り直そうと考えていた。しかし、今年の<まつだっち>たちは楽しんでくれたようだ。プログラミングが難しかったのか、しりとりを考えるのが難しかったのか、戸惑う回答もあった。なかにはムズイという回答もあったが、おしなべて楽しかったようだ。
 しりとりは日本語の全角で打ち、数字は半角で打たなければならないので、多くの<まつだっち>がその切り替えに戸惑っていた。台詞を打つ時は、全角をデフォルトにして、数字はF8を押すようにしたら良いかもしれない。
 津田校長のつくった<理解の助け>があるせいか、各教員も安定した教え方でプログラミング学習の地元化は完遂しつつある。嬉しいことに<まつだっち>のお母さんが2人、ボランティアで参加してくれている。これもプログラミング学習の地元化で、是非来年にも引き継いでいきたい。
 タイピングの成績は、2組が平均点は、21.74、中央値は21.50。3組が平均点は、22.43、中央値は22.00といずれも向上している。
    
以上:サイトの管理人記
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					| 11月25日 | スクラッチ-第5回 教材-PDF
 課題:トランポリンでしりとり
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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  今年は5年生が3クラスあるので、今日は1組の午前だけの授業になった。難しいという声も2,3あったが、おおむね楽しかったという声が多く、来年もこの教材はこのまま残そうと思う。しりとりは<まつだっち>が考えなければならないので、しりとりというアナログ的な部分が楽しいのかも知れない。
 1組でも半角全角の切り替えに手こずっていた。これは日本語の問題なので、F8を押すかスペースキーで変換するしかないだろう。
 <まつだっち>たちは、我々の知らない操作方法を簡単に見つけ出し、グラデ-ションをかけたりしていた。じつに心強い限りだ。授業としてやる以上ある程度の方向性は必要だが、スクラッチは放って自由にやらせたほうが面白いものができるかも知れない。
 タイピングの成績は、1ヶ月空いたせいか前回とほとんど変わらなかった。
    以上:サイトの管理人記
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					| 12月2日 | スクラッチ-第6回 教材-PDF
 課題:イライラ棒
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
 
 理解の助け
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  午前中に2組、午後から3組の授業になった。イライラ棒という迷路ゲームで、去年の講師が作ってくれたものである。去年、好評だったので、今年もそのまま使った。
 教材作りのキモはなるべく易しくして、<まつだっち>たちの独自性を引き出す工夫をすることだろう。このゲームが好評なのは、簡単につくれて自分なりに工夫できる余地が大きいことだと思う。
 この回くらいになると、<まつだっち>たちも慣れたものである。2時限のうち1時間目であらかたゲームを完成させて、後半は各自なりの工夫に集中していた。
 授業の最後には、担任が友達の作品をみてまわる時間を取っており、他の人が作ったゲームで楽しそうに遊んでいた。他の人が作った作品に触れることはとても良いことだ。
 当初、不安げだった担任たちも自信を持ち始めたせいか、各自別々のことをやりながら教室の一体感がでている。これで来年も大丈夫だろう。
 タイピングの成績は、2組が平均点は、22.45、中央値は21.00。3組が平均点は、24.23、中央値は22.50といずれも向上している。
 以上:サイトの管理人記
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					| 12月9日 | スクラッチ-第6&7回 教材-PDF
 課題:自由制作
 予習用紙
 
 
 
 第7回の
 <まつだっち>の声
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  午前中に1組の第6回目、午後には2組の最終回の授業だった。第6回の課題はイライラ棒で、これは本当に人気がある。人気の理由は、制作が簡単でありながら、改造の自由度も大きく、遊んで楽しいゲームだからだろう。制作者の去年の講師:しんちゃんこと新藤翼さんには感謝である。
 課題はけっして難しく作る必要はなく、むしろ優しくてかまわない。プログラミングしている途中で、各自どんどんと自由にオリジナルを加えていくので、むしろ完成度の低い課題の方が良いかもしれない。
 タイピングの成績は、平均点は、23.25、中央値は23.00と向上している。
 
 午後は2組の最終回となった。
 まったくの自由制作ということで、はじめは戸惑った<まつだっち>もいたようだが、事前準備をしたせいか、すぐに制作に取りかかってくれた。多くの<まつだっち>は今までやった課題をアレンジしていたが、まったく独自の作品に取り組んだ<まつだっち>が何人もおり、心強い限りだった。
 5年間のプログラミング・デーで気がかりなのは、課題を設定することによって、自由な発想を妨げてしまうのではということだった。まだ、結論を出すのは早いと思うが、発想を広げる工夫をし続ける必要があると思っている。
 アンケートでは講師やボランティアへの感謝がたくさんつづられたが、講師やボランティアの頑張りよりも、現代の<まつだっち>たちはスマートな社交性を身につけていると見なすべきだろう。
 タイピングの成績は、2組が平均点は、23.00、中央値も23.00と向上した。
     以上:サイトの管理人記
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					| 12月16日 | スクラッチ-第7回 教材-PDF
 課題:自由制作
 予習用紙
 
 
 
 今回の
 <まつだっち>の声
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  午前午後とともに最終回の授業で、自由制作に真剣に取り組む姿が、7回分の成果を感じさせてくれた。多くの<まつだっちの声>も言っているように、最初はまったく分からずに、戸惑ったと思う。なにしろプログラミングという考えは未知のものだったのだから。今回は、担任の方からは自由制作とだけ言って、あとは<まつだっち>に任せてしまった。課題が出ないので戸惑っていたが、すぐに思い思いのプログラミングを組み始めた。無言で集中する様は、PCに近づきすぎじゃないかと、ちょっと心配になるほどだった。
 おおむね2時間目の途中で完成させて(完成していない<まつだっち>は必死で頑張って)、友達の作ったゲームを互いに楽しんでいた。
 とうとうと言うべきか、やっとと言うべきか、家でスクラッチをやって作品を作り、スクラッチ・コミュニティに投稿した<まつだっち>があらわれた。しかも、世界中から17人のフォロワーがいるという。スクラッチ・コミュニティへの投稿は、当初から考えていたのだが、小学校のほうが外部へのアクセスを歓迎しなかったので見合わせていた。しかし、プログラミング的思考と言いながら、ネットに接続しないのは半身不随のようで、何とかしたいと考えていた。
 事故を恐れて閉鎖的になり、世界から孤立していくのは<まつだっち>たちに進ませる道ではないだろう。学校を置き去りにして、<まつだっち>たちが先行しないためにも、今後検討すべき問題である。
 タイピングの成績は、1組が平均点は、23.75、中央値は23.00。3組が平均点は、24.52、中央値は23.00といずれも向上した。
     以上:サイトの管理人記
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