2023年   5年生 今までの記録

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    2017年以前

    5年1組、5年2組

日 付

使ったソフト

授業の進行の様子  

5月25日 事前学習

スクラッチ-第1回
 教材-PDF
課題:ネコの移動
<まつだっち>の声




理解の助け(zip)

    今年初めてのスクラッチで、<まつだっち>たちは期待してPC室に来た。毎年感じるが、5年生はたった1年年少なだけで6年生とは随分と違う印象を受ける。
  全体的にプログラムへの興味はつよく、面白かった、楽しかった、もっとやってみたいという回答が多く、今後が楽しみである。例年、自分だけの~、自分のオリジナルのゲームを創るといった回答が多数あり、今年も多く見られた。
  今まで自分だけの~とか、オリジナルといった声には、ボランティアたちもあまり傾聴してこなかったように感じる。自分だけの~を実現する手助けをする前に、プログラミングを教えることに精一杯だった。
  もともと、PCはパーソナルコンピューターというように、個人を大切にするものだ。現在はボランティアが1人しかいないので、<まつだっち>の1人1人に対応するのは難しいが、本来の姿にもどればより個人を大切にしていこうと思う。
  PCを2人に1台として協力してプログラミング学習をするとなっていたが、せっかく1人に1台宛あるのに2人で1台を使う方針は疑問である。協力態度は1人1台で充分に実現できるのだから。
  タイピングでは、1組の平均値は14.79 中央値が13 で、2組の平均点は15.55 中央値が15 とほとんど同じだった。   以上:サイトの管理人

6月1日 スクラッチ-第2回 教材-PDF
課題:連打ゲーム
今回の
<まつだっち>の声



理解の助け(zip)

    クラスの様子を見る限り、まだ悪戦苦闘しているようだが、アンケートは楽しかった、面白かったという回答が多い。難しいけど楽しかったという回答もあり、デジモノには慣れているのだろう。
  午前中2時間は、ボランティアは老輩1人で走り回っており、まったくの人手不足である。しかし、午後になったら、立花学園の諸君がなんと10人も来てくれた。これでクラスの雰囲気はガラッとかわり、<まつだっち>はお兄さん、お姉さんを大歓迎である。
  <まつだっち>たちは自分だけの、工夫をしたい、オリジナルを作りたいという願望が強い。とても良い傾向なので何とか伸ばしたいものだと思う。あと2回もすれば、スクラッチにも慣れて自由に動かせるようになるだろう。
  2人1組で1台のPCを使うように担任は指導しているが、やはり1人1台でいくべきだろう。理解の遅い<まつだっち>もそれなりに楽しんでいるのだから、1人でも充分にPCを扱えるだろう。
  タイピングでは、1組の平均値は14.79→15.27 中央値が13→16 で、2組の平均点は15.55→17.00 中央値が15→16 と向上した。   以上:サイトの管理人

6月8日 スクラッチ-第3回
教材-PDF
課題:風船割りゲーム
今回の
<まつだっち>の声




理解の助け(zip)

    どうやらエンジンがかかってきたのだろうか。タイピングの成績も向上したし、スクラッチの扱いにも慣れてきたようだ。
  今回の課題は、「風船割りゲーム」でいくらかゲームらしい雰囲気もでてきたので、プログラミングの何だかが感じ取れ始めたようだ。自分で組んだブロックに従って動くことが、プログラミングの結果だと分かってきたのだろう。
  午前中は老輩1人で駆けずり回ったが、午後には立花学園の諸君が前回同様に10人も来てくれた。<まつだっち>もお兄さんやお姉さんに懐いているようで、クラスは良い雰囲気だ。
  2人1組で1台のPCを使うように担任は指導している。ボランティアが1人もいなくなっても、授業を維持するための工夫かも知れないが、やっぱりちょっと疑問だ。クラス運営の主導権は担任にあるから、老輩は口を出さないけど…
  タイピングでは、1組の平均値は15.27→17.06 中央値が16→17 で、2組の平均点は17.00→18.48 中央値が16→17 と向上した。   以上:サイトの管理人

9月7日 スクラッチ-第4回
 教材-PDF
課題:ピンポンゲーム

今回の
<まつだっち>の声

  2学期初の授業で、昔なら真っ黒に日焼けしているはずだが、今は夏休みに戸外で遊び回る子供はいないのだろうか。今年は酷暑だったから、<まつだっち>も屋外には出なかったのだろう。1学期と変わらぬ様子で、安心すると同時に拍子抜けもする。
  今回の課題は、授業で使うのは初めての「ピンポンゲーム」だった。授業中は苦戦している感じを受けたが、アンケートでは大多数が面白かった、難しかったけど面白かったと応えている。
  ピンポンの球が画面中を飛び回るので、興味深かったのだろうと思う。大きく動きのあるゲームは面白く感じるものだ。それを上手く操って、高得点を導き出すゲームはやりがいがあるだろう。良い着眼点のゲームだと思う。
  今回から1人1台のPC使用になったが、担任は充分にクラスも掌握しており、危なげない授業進行だった。午前中はICTのMさんと老輩だけだったが、病欠だったボランティアも体調が回復していることだろうから、次回には誘ってみようと思う。午後からは立花学園の諸君が来てくれたので、老輩たちは駆けずり回らずに済みありがたかった。
  タイピングでは、1組の平均値は17.06→17.36 中央値が17→16.5 で、2組の平均点は18.48→18.89 中央値が17→16 だった。平均点は上がったが、中央値は下がってしまった。   以上:サイトの管理人

9月14日 スクラッチ-第5回
 教材-PDF
課題:イライラ棒
今回の
<まつだっち>の声


理解の助け(zip)

第6回の予習用紙

  2週続きのプログラミング学習でも、喜んでPC教室に来てくれる。かつて体育の時間に次いで、プログラミングの授業が好かれていると聞いた。<まつだっち>たちはプログラミングが好きなのだろう。
  イライラ棒は2020年に新藤さんという若い講師が作ってくれたもので、その後<まつだっち>たちには大人気である。今回は難しいという声も2、3あったが、総じて楽しんでくれたようだ。<まつだっち>は分からない時には黙って手を上げるようになってきた。お助けパーソンが2人しかいないが、何とか対応できている。しかし、可能であればもう1人は欲しいところだ。
  プログラミング学習の良いところは、組めばすぐに結果が出ることだ。しかも、自分で確かめることが出来る。難しくて躓いている<まつだっち>に個別的に対応していけば良く、教室全体は<まつだっち>たちの自由に任せて良いのが良いところだ。
  イライラ棒は工夫・発展の余地が大きく、進んでいる<まつだっち>はどんどんと工夫している。あるところまでは教材を読むが、あるところ以降は自由にやっている。強いて言えば、もっと教材を読み込むという姿勢を身に付けてくれると嬉しい。
  いつも午後には来てくれる立花学園の諸君が、学級閉鎖とかで来てくれなかった。10人も来てくれて、教室が賑やかになるのだが、今日はちょっと寂しかった。
  タイピングでは、1組の平均値は17.36→19.67 中央値が16.5→21 で、2組の平均点は16.89→18.32 中央値が16→17 だった。2組も向上したが、1組が大きく向上した。   以上:サイトの管理人

10月26日 スクラッチ-第6回
 教材-PDF
課題:グループ作品
           作成&発表会
今回の
<まつだっち>の声


第7回の予習用紙

  年間計画では今日は6年生の予定だったが、なぜか5年生に変更になった。
  今日はグループ学習の日で、グループ学習も2年目である。3~5人のグループを作って、協力してゲームを完成するのだ。今まで個人でやってきたので、苦労するかなと危惧していたが、去年同様に何の障害もなく進んだ。
  我々ボランティアは連年やっているが、<まつだっち>たちは毎年学年が上がるので、いつも初体験のはずである。にもかかわらず、年々プログラミングへの馴染みが上がって来ているように感じる。とくに今年のグループ学習は優秀な感じがした。
  しかし、6~7人から難しかったという声もあり、グループ内で進度の違いが生じているのだろう。グループ学習だと自分のペースで進むとは限らないので、どうしても遅れてしまう<まつだっち>がでてしまう。プログラミング学習はもともと個人的なものだから、同じ方法で取り組むには工夫が必要だろうと思う。
  イライラ棒以外のテーマに取り組むグループがいくつかあって、視野が広くなってきているのだろうか。<まつだっち>たちは入れ替わっていながら、プログラミングに関して年々賢くなっているように感じる。これを伝統というのだろうか?
  午前中は、保護者ボランティアが2名。午後は、大井町からのボランティア1名と立花学園から10名も参加してくれた。とくに午後は大人数で教室が熱気だった。
  タイピングは1組だけ実施し、平均値は19.67→21.87 中央値が21→22 と向上している。2組は時間の関係で中止だった。   以上:サイトの管理人

11月9日 スクラッチ-第7回
 教材-PDF
課題:自由制作
今回の
<まつだっち>の声

  今日が5年生最後の授業だった。前回はグループでの自由制作だったので、今回は個人での自由制作である。
  前回は進んでいる<まつだっち>に引きずられて難しい課題になってしまった嫌いもあったが、今回は各自の関心に従って自由にプログラミングした。そのため、落ち着いて出来たようだ。   アンケートには全7回を通しての回答が多く、最初は難しかったとか全然分からなかったが、進むにつれてプログラミングの面白さに気づいたといっている。進んでいる<まつだっち>、遅れた<まつだっち>に共通して、楽しかった面白かったという回答で、つまらなかったという<まつだっち>は1人もいなかった。
  スクラッチは小学生全般に有効で、5年生でも難しくも易しくもでき、きわめて対象の広いソフトである。前半で例題を解いてもらったが、例題を提示するのが良いのかちょっと疑問でもある。例題によって、<まつだっち>たちの発想が固定されてしまう感もあるのだ。
  スクラッチがよくできたソフトであるだけに、<まつだっち>たちがもっと自由にプログラミングできるようにしたいものだ。一斉授業に使う教材として自由度を高めることは難しいが、それでも今後の教材作りに一考を要するだろう。
  午前中は、保護者ボランティアが1名。午後は、大井町からのボランティア1名と立花学園から10名も参加してくれた。毎度、高校生は人気で、今年も最後の授業ということで名残惜しそうだった。
  タイピングでは、1組の平均値は21.87→21.41 中央値が22→21.5 で、2組の平均点は→18.82 中央値が18 だった。   以上:サイトの管理人