2024年   6年生 クラスの予定と記録

2023年    2022年    2021年    2020年    2019年
    2018年    2017年以前

    6年1組&6年2組
  昨年に続き、プロセッシングでテキスト言語に挑戦という計画である。 今年も昨年と同様に担任に講師を務めてもらいます。新たな助っ人が2人登場しました。

日 付

使ったソフト

授業の進行の様子  

各回共通  プロセッシング-準備編
教材-PDF
アンケート用紙の裏

1.プロセッシングを使えるようにする
2.USBメモリの使い方
3.保存-1
4.保存-2 と読み込み
5.プロセッシングを始める前に

第1回
5月16日
教材-PDF
課題:コードになれる
今回の
<まつだっち>の声

 午前中に2組、午後に1組で、今年初めてのプログラミング学習で<まつだっち>たちは緊張した様子だった。最初の5分のタイピング練習で、2組が日本語でやってしまった。次回から英語でやってもらおう。連絡不充分を反省。
 例年の如く、プロセッシングはスクラッチと違って、大人も使うプログラムだから難しいぞと脅かしたが、始めてみれば熱中しているではないか。年々、<まつだっち>たちは賢くなっているように感じるのは、これが伝統というものなんだろうかと思う。もう8年目だもの、伝統ができても良い頃だ。
 担任がパワーポイントで新たな教材を作ってくれていた。これも良かったが、途中からアンケート用紙の裏の座標を使い始めると、<まつだっち>たちの理解はズッと上がったように感じる。
 図形の形を頭の中でだけ想像してコーディングするのは難しく、紙に書いた座標を併用した方が分かりやすい。これも徐々に分かってきたことで、アンケート用紙の裏のコード記載も役に立っている。
 壁に貼ってあるコードを見て、自分の課題に取り込んだ<まつだっち>がいて驚いた。今後が楽しみな<まつだっち>たちである。   サイトの管理人

第2回
5月30日
教材-PDF
課題:国旗を描こう

今回の
<まつだっち>の声

  午前も午後のクラスも英語タイピングをやった。前回日本語をやってしまった2組は成績が下がったが、1組は例年通りに上がっている。2組もすぐに追いつくだろう。
  毎年感じるのだが、<まつだっち>たちは色を付けるのが大好きなようだ。女の子たちだけではなく、男の子も喜々として図形への着色を楽しんでいる。
  また、これも例年通りなのだが、1学期の初めはアルファベットを打つのに苦労する<まつだっち>たちが多い。しかし、タイピングの成績が25点を超えると、コードを打つのにそれほど苦労しなくなるので、もうちょっとの辛抱である。
  むずかしいけど楽しいとか、むずかしいけどやりがいがあるという回答は、ボランティアにとってとても嬉しい感想である。難しいといって投げ出さずに、食らいついてくる。しかも楽しいといいながら食らいついてくるガッツは本当に頼もしい。
  図形や着彩は充分にできたが、国旗を描くところまでは至らず、一寸残念だった。しかし、1組の担任が放任方式の教え方になってきて、クラスが騒々しいくらいに楽しげで良い雰囲気だった。放任するのは難しいのだが、担任は<まつだっち>たちを信頼しているようだ。
  今まで、アンケート用紙だけ配布していたが、コードを書いたものも配布していた。担任たちも力が入ってきたのだろうか。もう少しアンケート用紙の裏の座標を活用して欲しいところである。
     以上:サイトの管理人

第3回
6月13日
課題:「ふりかえり」と「今後の見通しを持つ」



予定したが使わなかった 教材-PDF
課題:変数と繰り返し

今回の
<まつだっち>の声

  前回の5年生の授業では、サーバーの事故により大混乱した。
 今回も問題が発生した。午前中の授業で、一昨年の教材をつかって授業が行われてしまった!!!
 2022年に外部講師から担任に、プログラミング学習の授業をまかせて3年目である。授業の主導する主体は担任だと考えているから、我々ボランティアは環境作り、つまりPCのメンテ、教材作り、授業中の補助などに止めてきた。
 なかでもPCのメンテと教材作りが最重要課題だろうか。これまで津田校長が「理解の助け」を作ってくれたのを除けば、担任はボランティアのつくった教材を使ってくれていた。担任とは阿吽の呼吸で進めてきて、直接的な打ち合わせはしなかった。
 それでも担任はボランティアの作った教材を使って授業を進めてくれていた。しかし、今回の授業では、何の相談もなく一昨年の教材を使われたのだ。これには大いに戸惑った。(第1、2回とも古い教材を使っていたが、内容がほとんど変わらないので黙認していた。)
 一昨年の第3回教材は、津田校長の「『ふりかえり』」と「『今後の見通しを持つ』」で、流れが違うものだったが、そこは津田校長と相談の上で採用したのだ。そのため、旧来の第6回を外して辻褄を合わせた。
 午後の担任と相談し、同じ学年で違う教材を使うわけにはいかないから、午前と同じ教材で進めることにした。教材は10回を通して理解が進むように作ってある。今後をどう進めるか、頭を抱えている。

 今回と次回がプログラミング学習の山で、例年<まつだっち>たちも難しいと悲鳴を上げながら頑張ってくれた。去年はボランティアが一人だったが、例年通りに「ふりかえり」を省いても何とか無事に進んだ。
 今年はボランティアも3人そろって準備万端だったが、困惑の極みであった。しかし、<まつだっち>たちはこの教材を余裕で楽しんでいた。
  タイピング成績は日本語版をやってしまった1組と、英語版をやった2組の差がまだ詰まらない。
     以上:サイトの管理人

第4回
6月27日

教材-PDF
課題:変数と繰り返し


予定したが使わなかった 教材-PDF
課題:if文の利用

今回の
<まつだっち>の声

 前回「『ふりかえり』」と「『今後の見通しを持つ』」をやってしまったので、今回は第3回に予定していた「変数と繰り返し」をやった。
 繰り返しと次回の条件分岐が、プログラミング学習の山なのだが、担任はそれを分かっているのだろうか。全体が見えない中で走るのは、ちょっと怖い感じである。
 1組は担任が放任主義をとっているのでクラスは明るく、<まつだっち>たちは友だちのプログラミングを見に走り回っている。2組は一斉授業方式なので静かで、歩きまわる<まつだっち>はいない。
 プログラミング学習は放任主義でなければ身につかず、放任でつまずく<まつだっち>を補助するのがボランティアなのだ。一斉授業方式では担任の説明→<まつだっち>のコーディング→担任の説明→<まつだっち>のコーディングと繰り返すわけだが、説明に注意を集中させるのに空白時間ができてしまい、きわめて非効率である。また、<まつだっち>たちの自発性を引き出すことができない。
 今回で1学期は終わり、夏休みに入る。1学期中に条件分岐-1に入りたかったが、2学期に持ち越しである。
  タイピング成績は1組が23.91→23.68、2組が21.03→22.33点だった。中間値は1組が23.5→24点、2組が21→22点だった。    以上:サイトの管理人

第5回
9月5日
教材-PDF
課題:if文の利用


予定したが使わなかった 教材-PDF
課題:図形を動かす
今回の
<まつだっち>の声

  「『ふりかえり』」と「『今後の見通しを持つ』」をやった影響で、今回は第4回に予定していた「if文の利用」をやった。予定と違っているので、授業も駆け足になっているようだ。
  条件分岐はプログラミングの山で、プログラミングの考え方を学ぶところである。今までのように単純に図形を描くのとは違って、条件分岐は目で見えない考え方をコードするので、毎年、繰り返しと同様に苦戦するところである。
  if 文自体は分かるのだが、不等号との組合せに馴染みがないため、条件によって判断が分かれていく流れに繋がらないようだ。とくに不等号と不等号+等号のちがいなど、理解が不充分だったように感じた。
  中には自分で工夫しながら脱線して、オリジナルを作る頼もしい<まつだっち>たちもいたが、今年は理解している<まつだっち>とやや遅れている<まつだっち>に差が出てきている感じがする。
  1組はタイピングの成績が25点に近くなっており、コードを打つことにだいぶ慣れてきたようだ。クラスの平均点が25点をこえると、プログラミングへの理解に集中できるようになり面白さも分かってくる。もう少しだ。
  2組はタイピングの成績が伸びず、苦戦している。一斉授業方式が強く、担任の説明→<まつだっち>のコーディング→担任の説明→<まつだっち>のコーディングを繰り返しているので、先行した<まつだっち>たちが遊びとなる時間が多くなっている。
  一斉授業方式は<まつだっち>たちの待ちが多くなるので、きわめて効率が悪くミッションに触れる時間がないようだ。そのため、座表の理解にも不充分さが目立つ。
  1組と2組とも、第5回の「ステップ1:マウスを使ってみよう-動かす準備」に最後にちょっと触れたが、これは例年どおり好評で<まつだっち>たちは楽しんでくれた。
  タイピング成績は1組が23.68→24.94、2組が22.33→22.90点だった。中間値は1組が24→25点、2組が22→22点だった。   以上:サイトの管理人

第6回
9月26日
教材-PDF
課題:if文の利用


予定したが使わなかった 教材-PDF
課題:if文と移動
今回の
<まつだっち>の声

  今回は遅まきながら、積極的にアンケート用紙の裏の座標を使ってくれた。PCの中だけではなく、アナログの紙と一緒にすると、理解が深まると共に理解が早くなる。1組の授業で早くもその効果が出ていた。
 今までミッションをほとんどやってこなかったので、座標を紙上で確認する作業がなかった。 「『ふりかえり』」と「『今後の見通しを持つ』」をやったせいと、一斉授業なので進みが遅く、ミッションをやる時間がなかったのだ。そのため、座標を使った新しい教材が有効に機能していなかった。
 担任を育てることが「プログラミング デイ」の二大目標の一つだから、ボランティアは教材を用意するだけで授業自体には口を出さない。しかし、紙上の座標を使わないことには歯がゆさを感じていた。遅まきながら座標を使ってくれたので、今後は理解が深まるだろう。
 図形を動かすのは楽しいことで、<まつだっち>たちも最初こそ戸惑っていたが、慣れるに従って楽しんでくれたようだ。a=a+1;というコードの意味を知って、かんたんにスピードの調節ができるようになっていた。
 しかし、if文の理解はやはり難しく、<まつだっち>たちは跳ね返るのには手を焼いていたようだ。右にすすむ、左にすすむの区別はついても、跳ね返ってくる動きをコード化するのは想像力が必要なのだ。
 また、if( )のカッコ内のコードが成立するときに、という条件設定が馴染まないようだ。不等号は実感があるようで、実は等号のような手応えがないのだ。ピンとこないため、我々も悪戦苦闘している。今回は6回のステップ1まですすんだので、mouseX>aで分かってくれただろうか。
 遅れている教材の消化に忙殺されて、いささか混乱が生じているようだ。しかし、紙上の座標を積極的に使っていけば、<まつだっち>たちは馴染んでいくだろう。後半、ガンバッテ欲しい。
 タイピング成績は1組が24.94→26.69、2組が22.90→23.81点だった。中間値は1組が25→25点、2組が22→23点だった。1組は中間値は上がらずに平均点だけ1.75上がっており、クラス全員が向上していることだ。平均点が25点をこえたのでクラスの雰囲気が変わってきた。  以上:サイトの管理人

第7回
10月10日
第6回:教材-PDF
課題:if文と移動

 第7回:教材-PDF
課題:スペシャル・プログラム

今回の
<まつだっち>の声

  内容が豊富で、消化できない児童が多く、集団授業の難しさを感じた。特に支援級の児童に対しては、別メニューが必要かと感じた。先生が逐次、座標を提示し児童に注意喚起されているやり方は、参考になった。
以上 ボランティア:荻原衛 記

 本日は、遅れを取り戻すため6回の後半と7回を同時に行った。そのため、授業内容の量が多く、「生徒が課題を完成させる」という点よりも「内容を時間内に終わらせる」という点の方が重視されてしまい大半の生徒が置いていかれてしまった様に見えた。
 今回の授業の結果による、私の一番の懸念点は子供の授業意欲だ。出された課題内容を大半の生徒が完成する前に次の内容に進んでしまっていたため、今回の授業では、一つのものを完成させるという「喜び」を抱く生徒が少ないと感じた。 また、多くの生徒は内容の量にパンクしてしまっていたと感じた。これにより、「今日は疲れたからここまで」と言う生徒が前回より多く見られた。「出来ないからここまででいいや」というスタンスの生徒が次回以降増えない事を願う。
 しかし、悪い点ばかりでは無く、良い点も多く感じた。まず、生徒のタイピング意欲が増していると感じた。最高点は50点をとり、全体的にも10点台がいないことに驚いた。さらに、先生のプログラミング指導力にも向上が見られた。「私には分からない」と言いながらも、プログラミングの一部を変え何処が何に影響を与えているか等、指導方法の種類が増えてきている。先生方も悩みながらも少しづつプログラミング指導のコツをつかみ始めていると感じた。
以上 ボランティア:佐々木勇輝 記

 アンケート結果にはコードが長くて難しかったという声が散見され、下記のようにタイピングの成績が向上しているにもかかわらず、プログラミングの理解に繋がっていなくて残念である。今日は2回分をやって遅れを取り戻したので、次回からは落ち着いた授業になるだろう。
  タイピング成績は1組が26.69→27.67、2組が23.81→24.88点だった。中間値は1組が27点に上がり、2組は24点に上がった。立花学園の諸君はお休みで寂しかった。
 2クラスとも人数が35人で、使えるPCが34台で、今日は休みが3人いたので辛うじて足りた。来年の5年生は35人以上らしく、今から頭をかかえている。
    以上:サイトの管理人

第8回
10月31日
 教材-PDF
課題:画像と写真
画像データー:zip

  

第9回
11月14日
 教材-PDF
課題:点滅する信号機

  

第10回
11月28日
 教材-PDF
課題:プログラム2つ