2022年 6年生 クラスの予定と記録
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年以前
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6年1組&6年2組&6年3組
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昨年に続き、プロセッシングでテキスト言語に挑戦という計画である。
今年も昨年と同様に担任に講師を務めてもらい、地元の人たちに橋渡しをしたいと考えています。
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日 付
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使ったソフト
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授業の進行の様子
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各回共通
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プロセッシング-準備編
教材-PDF
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1.プロセッシングを使えるようにする
2.USBメモリの使い方
3.保存-1
4.保存-2 と読み込み
5.プロセッシングを始める前に
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第1回
5月12日 |
1組、2組
第1回:教材-PDF
課題:コードになれる
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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今年初めてで、<まつだっち>たちより教員やボランティアの方が緊張していた。
午前中が1組、午後から2組の授業だった。午前と午後では、担任の個性のせいかクラスの空気がちょっと違った。
タイピングも日本文のローマ字入力から英文の入力になり、いささか戸惑いがあったようだ。しかし、はじめてコードに触れるにもかかわらず、プロセッシングには抵抗感は感じられなかった。
英文コードの入力よりも、座標の理解に戸惑う<まつだっち>が多く、アンケート用紙の裏の活用に気かつくとたちまち理解した。
頭の中だけで座標を想像するのは難しく、座標が紙に書かれていると分かりやすいのは当然だ。PCと紙の併用も積極的に考えても良い。
タイピングでは、1組の平均値は16.75 中央値が18.5、2組の平均点は16.44 中央値が16.0だった。どう伸びていくか、楽しみである。
午後の授業には、立花学園の諸君も来てくれて賑やかなクラスになった。
以上:サイトの管理人記
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第2回
5月19日 |
1組、3組
第2回:教材-PDF
課題:国旗を描こう
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
1組 3組
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今年の6年生は3組あるので、午前と午後で進度が違うという変則的な組合せになる。1組は第2回目だが、3組は第1回目である。
全体に難しいという声も2,3聞かれるが、難しいけど楽しいとか、頑張るといった反応が多い。難しいという声は予想外に少数で、むしろ<まつだっち>たちの適応力に驚いている。休み時間もPCから離れないなどと、新しいプロセッシングを楽しんでいてくれる感じが伝わってくる。
1組は第2回目の教材を最後までこなし、国旗の制作を楽しんでいたのは、なかなかの進度である。
<まつだっち>の教材とパワポイントのテキスト「理解の助け」が、<まつだっち>の間で混在するのは混乱をきたしているように感じた。
また、新しい教室ではタブレットを開く余地が少なくて、タブレットを膝の上に置くなどで、パソコンの操作がやりにくそうに見受けられた。
タイピングでは、1組の平均値は16.75→20.07 中央値が18.5→21と大きく向上した。第1回目だった3組の平均点は16.52 中央値が16.0だった。どう伸びていくか、楽しみである。 以上:サイトの管理人記
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第3回
5月26日 |
2組、3組
第2回:教材-PDF
課題:国旗を描こう
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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アンケート用紙の裏に書いた座標を、今年は最初から使っている。そのため、理解の進度がとても速く感じる。なかにはアンケート用紙の裏をつかわない<まつだっち>もいて、担任の指示を聞かないと残念ながら理解が遅くなっている。
それと、タイピングのスコア20を超えると、理解が格段に進む。というよりキーボード入力から解放されて、プロセッシングの成果を楽しめるようになるのだろう。難しけど楽しいという声が増えてくる。
第2回の教材は、課題を少なくして、ミッションに後半の時間を取っている。全員がミッションまでこなしているわけではないが、半数以上が国旗や家を描いて楽しんでいる。
新しい教室ではタブレットを開く余地が少なくて、タブレットを膝の上に置くなどで、パソコンの操作がやりにくそうに見受けられたので、今日は壁側のPCも使って混雑緩和をはかった。おかげでタブレットの操作が楽になったようだ。
タイピングでは、2組の平均値は16.44→19.82 中央値が16→20と大きく向上した。3組の平均点は16.52→19.07 中央値が16.0→18だった。どう伸びていくか、楽しみである。
以上:サイトの管理人記
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第4回
6月16日 |
2組、3組
課題:「ふりかえり」と「今後の見通しを持つ」
今回の <まつだっち>の声 |
今回は、1回、2回の復習ということで、去年と同じように津田校長が作った教材を使った。午前中に1組、午後に2組だったが、両組共に難しいドラえもんやアメリカの国旗を完成させる<まつだっち>がたくさんいて驚いた。
あえて復習をもうける必要を感じさせなかったほどだったのは、アンケート用紙の裏の座標を使ってきたためかも知れない。そのためか、<まつだっち>たちの理解が上がっているように感じる。次回やる予定の、繰り返しをつかったアメリカ国旗を書いた<まつだっち>もおり、心強い限りである。
復習が去年ほど有効ではなかったとしても、次回は繰り返しだから復習での基礎固めは良かったと思う。
<まつだっち>のお母さんがボランティアとして参加して下さっている。立花学園の諸君同様に、今後も多くの参加を望みたい。
タイピングでは、1組の平均値は21.62→21.85 中央値が21→21。2組の平均点は19.82→20.74 中央値が20.0→21.0だった。当初ほどの伸びはないが、着実に伸びている。
以上:サイトの管理人記
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第5回
6月23日 |
1組、2組
第4回:教材-PDF
課題:繰り返し
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
1組 3組
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午前中のテーマは、変数と繰り返しである。両方とも難しいだろうと思う。とくに繰り返しは一種の概念を公式化したものだから、座標と同様に慣れるまでは「何を言っているんだ?」の世界だろう。
去年までは繰り返しが一学期の山だった。教える方も苦労したが、教わる方はもっと苦労したことと思う。しかし、教材に手を入れたこともあってか、だいぶ理解されたように思う。
半数くらいの<まつだっち>がそれなりの手応えを答えてくれた。第3回では同じコードをコピペで書いたが、それにfor 文が使えると彼(女)たちは気がつくのだ。老輩たちは半信半疑ながら嬉しい反応だった。
午後の授業は振り返りつまり復習だったので、順調に進んだ。前回も書いたが、アンケート用紙裏の座標を使うようにしたせいか、また、<まつだっち>たちがタブレットを使いなれたせいか、来年は復習が不要かと思われるほどだった。コードを打つことに疲れてしまう<まつだっち>がいるのは、タイピングが向上しない今の時点ではやむを得ないだろう。
立花学園からのボランティアは、ほんとうに助かる。老輩たちと違って、年齢も近くお兄さん、お姉さんという感じがとても良い。
タイピングでは、1組の平均値は21.85→22.79 中央値が21→23。3組の平均点は19.07→20.58 中央値が18.0→21.5だった。
以上:サイトの管理人記
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第6回
6月30日 |
2組、3組
第4回:教材-PDF
課題:繰り返し
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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変数と繰り返しを、午前中2組と午後から3組と行った。今回が前半の山場で、担任たちも力を入れてくれた。それに応えてか、<まつだっち>たちも理解力を示した。
変数は箱(2019年の第3回ステップ3を参照)のように値が出し入れできるものと定義されることが多いが、今年の教材は定義を省いて話を進めている。それでも<まつだっち>たちは充分に課題をこなしている。しかも、アンケートに「数が一時的に保存できること」という回答を書いた<まつだっち>がいて驚いた。
タイピングの成績が平均点・中央値ともに21点を超えてきたので、コードを打つ困難さからコードの理解へと進んでいるように感じる。まだコードを打つことに悪戦苦闘している<まつだっち>はいるが、もう少しで全員がそのレベルを脱してくれそうだ。そうなればクラスは自然とプログラミングの理解へと転がり始めるだろう。
今年の<まつだっち>たちは理解が早い感じがする。様々な要素が6年目にして繋がって、好結果を生みだし始めたのだろうか。 タイピングの成績は、2組の平均値が20.74→21.42 中央値が21.0→22.0。3組の平均点は20.58→21.63 中央値が20.5→21.0だった。
立花学園の諸君が、期末試験で不参加で残念だった。老輩たちが老骨に鞭打っていた暑い日でした。
以上:サイトの管理人記
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第7回
9月8日 |
2組、3組
第5回:教材-PDF
課題:if文の利用
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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2学期初めての授業で、長い夏休みもあったので忘れてしまったかなと心配したが、タイピングの成績は1組が向上し、2組は若干だが下がった。
1組の平均値が22.79→23.35 中央値が23.0→23.5。2組の平均点は21.41→21.04 中央値が22.0→21.0だった。
条件分岐とだんだん難しい分野に入ってきた。そのため1組からは7人から難しいという声が上がって来た。2組からはそれほど難しいという声は聞かれず、何が違ったのだろうかと考えている。
アンケートへの記入もクラスによって量が違っている。
コードが長くなっているので、入力する文字が増え大変だと思うが、だいぶ入力には慣れてきたようだ。意外に楽しいという声もあり、条件に従って違った結果が出るのに興味を感じていた。
条件分岐で本格的なプログラミングを知って、プログラミング学習の先を想像していた<まつだっち>もおり、今後でてくる課題を楽しみにしている様子がうかがえた。
午後からは立花学園の諸君がきてくれて、とても助かった。
以上:サイトの管理人記
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第8回
9月15日 |
1組、3組
第6回:教材-PDF
課題:図形を動かす
第10回の予習用紙
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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午前中は6回目の1組で、午後は5回目の2組だった。
まだタイピングに手こずっている<まつだっち>もいるが、全体的にはだいぶ慣れてきたようで、発展的な質問もでるようになった。
6回目のテーマは図形を動かすで、丸い玉を右方向に移動させ、次に左方向に、往復、停止など、さまざまな動きを知ってもらった。
a=a+1; という代入加算式の理解が味噌なのだが、それを理解した<まつだっち>は多くはないだろう。しかし、これは今後何度も出てくるから徐々に理解してもらえば良い。
午後の3組は5回目で、条件分岐である。ここを過ぎればグッと分かりやすくなる。
しかし、条件分岐はむずかしく、今回は if だけしか使わないので、条件分岐というには疑問が残るが、それでも条件に従って分けて考えるという考え方は分かって貰えたようだ。
プロセッシングに慣れて好きになったという声があり嬉しいことだ。午後からは立花学園の諸君がきてくれた。
タイピングの成績は、1組の平均値が23.35→24.07 中央値が23.5→24.0。3組の平均点は21.63→21.27 中央値が21.0→21.5だった。
以上:サイトの管理人記
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第9回
9月22日 |
2組、3組
第6回:教材-PDF
課題:図形を動かす
第10回の予習用紙
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声 |
難しいという声が減ってきたし、また、どこが難しいと具体的にいう<まつだっち>が多くなってきた。そして、楽しいという声とともに、面白いという声も増えてきた。
毎年、コードに動きが出てくるとプログラミング学習に興味がでてくるものだ。
前回あたりから、プログラミングのレベルが上がっていると<まつだっち>たちは感じているらしい。時間はかかったが、ゆっくりとプログラミング学習が浸透している手応えを感じる。
今回から担任たちは、あまり一斉授業的に教えないで、放任するように方針をかえてきた。今回あたりになると、タイピングもそこそこ打てるようになっているので、放任方針はとても良いと思う。
担任たちはコードに<まつだっち>以上に抵抗があったと思う。プロセッシングをまったくやったことのないにもかかわらず、担任たちはよく健闘している。これからは収穫の時期だろう。
午後からは立花学園の諸君がきてくれた。そして、若いプログラマーが1日ボランティアに来てくれた。やはり若いと<まつだっち>たちとも馴染みやすい。若いボランティアは有り難い。
タイピングの成績は、2組の平均値が21.04→22.75 中央値が21.0→22.5。3組の平均点は21.27→22.70 中央値が21.5→23.0だった。
以上:サイトの管理人記
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第10回
10月13日 |
1組、2組
第7回:教材-PDF
課題:プログラム3つ
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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前回の図形を動かす応用で、かんたんなアニメーションを作ってもらった。3つのサンプルから各自選んで仕上げる課題だった。
楽しんでくれた<まつだっち>が多かったが、座標でつまずいているのか、難しく感じた<まつだっち>が数人みられた。来年は、コードの実行結果をアンケート用紙の裏に書いてもらおうと思う。
基礎的なコーディングは終わっているので、これからは物語性を楽しめる課題になっていく。コードをどう組み合わせれば、どんな実行結果になるか想像しながらコーディングしてくれると良いとおもう。
速さを変えるのは、ほとんどの<まつだっち>ができるようにったが、速さの代入式に変数を入れて加速度をつけた<まつだっち>がいて驚かされた。
スクラッチに比べるとプロセッシングのほうが規則が厳しいので自由度がおちる。それでも工夫の余地を探してくれるのは嬉しいことだ。
午後からは立花学園の諸君が来てくれ、<まつだっち>は大歓迎で仲良くなっていた。老輩たちではどうしても年齢差を超えることはできない。毎回ありがたいことで感謝です。
タイピングの成績は、1組の平均値が24.07→24.81 中央値が24→25。2組の平均点は22.75→23.15 中央値が22.5→23.5だった。
以上:サイトの管理人記
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第11回
10月20日 |
1組、3組
第8回:教材-PDF
課題:画像と写真
画像データ(zip)
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声 |
午前中は1組の第8回、午後は3組の第7回という組合わせになった。
1組は画像や写真の取り込み、画像を使ったアニメーションの作成である。画像の取り込みさえできてしまえば、あとは前回と同じなので多くの<まつだっち>が楽しんでくれた。
理解の進んでいる<まつだっち>はシューティングゲームに近いものをつくってクラスメイトを驚かせた。うまくできた作品はクラスの前で発表しているので、照れくそうにしながらも嬉しそうだった。
ほとんどの<まつだっち>のコードの理解が進み、タイピングミスには苦労しながらもプログラミングの手応えを感じているようだ。達成感という感想も出ているのはうれしい。
プレゼンテーションにも力を入れたいと思っている。他の<まつだっち>がつくった作品を互いに体験するのも良いだろう。
3組は図形のアニメーションだった。前回の1組、2組とおおむね同じ感想だった。コードをいじっての工夫はできるようになって、スピードを変えたりして楽しんでいたが、やはり自分で加えるのは難しそうだ。
アニメーションの作例は3つ用意しているが、遅れてしまった<まつだっち>のために、短いコードの例を増やした方が良いかもしれない。完成させると得られる達成感を得てもらいたいのである。
来年への心がけとして、アンケート用紙の裏をもっと利用してコードと座標の関係を確認するよう教材に手を入れたい。
今日は老輩の同僚が所用にてお休みだった。そのため、午前中のスタッフはICTの女性と、<まつだっち>のお母さんと老輩の3人だった。午後には立花学園の諸君が来てくれた。
タイピングの成績は、1組の平均値が24.81→25.72 中央値が25→25。3組の平均点は22.70→22.62 中央値が23→22だった。
以上:サイトの管理人記
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第12回
10月27日 |
2組、3組
第8回:教材-PDF
課題:画像と写真
画像データ(zip)
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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午前・午後のクラス共に、画像や写真の取り込みと移動=アニメーションの製作だった。
まだローマ字の入力で苦労している<まつだっち>が若干名いるが、ほとんどがタイピングよりもコードの理解に注力されてきたように感じる。
短いながらもアニメーションなので、物語を読み込んで楽しそうにプログラミング学習をしている。それとタイプミスに手を焼いている<まつだっち>が多いが、それは我々も同じでバグ探しは何とかならないものだろうか。
1組は・「自分にはむずかしかった」は低く、・「自分にはすぐ使えそうだ」・「自分の思い通りにできた」は向上しており、・「自分なりに工夫できそうだ」は高い値で安定している、というデーターを老輩の同僚が示しており、クラス間の差が若干出てきたという。
アンケートの択一データーがどこまで正確かわからないが、プロセッシングもすでに8回目まで終了しており、毎回少しずつの違いが表れているのだろう。
午後には立花学園の諸君が来てくれた。若い彼(女)たちには本当に感謝である。
タイピングの成績は、2組の平均値が23.15→24.67 中央値が23.5→23.5。3組の平均点は22.62→23.59 中央値が22→24だった。
以上:サイトの管理人記
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第13回
11月24日 |
1組、2組
第9回:教材-PDF
課題:信号機を描く
画像データ(zip)
理解の助け(zip)
参考-PDF 予習用紙
今回の <まつだっち>の声 |
5年生が2週続いたせいでか、6年生がばかに大きく見える。なんだか教室がキツキツで狭く見える。
今回は前回の写真や画像を取り込むのとはちがって、条件分岐を使って3色の信号機を点滅させてもらった。地味な課題で興味を持ってくれるかと危惧した。この危惧は半分あたり、半分外れた。
条件分岐をつかって自分の思いどおりに、点滅間隔の調整までいった<まつだっち>には好評だったが、そこまで辿り着かなかった<まつだっち>には、やや退屈な課題だったようだ。
もちろん点滅までいった<まつだっち>がほとんどで、点滅間隔をいじったり、縦型の信号機にかえたり、2色の信号機にかえたりと様々に工夫をして楽しんでくれたようだ。
辿り着かなかった<まつだっち>は、条件分岐でつかう不等号の把握に手こずっているのが多く、ボランティアのサポートが必要だった。より大きい、より小さい、以上、以下と簡単なのだが、数式の中に入るとピンとこないようだ。
条件分岐はプログラムのキモだから何とか理解して欲しいが、むずかしいのも事実である。むずかしいという声もある中で、ほとんどの<まつだっち>が完成させてくれた。
午後には立花学園の諸君が6人(男3,女3)も来てくれたが、彼(女)等の参加も今回が最後だそうで寂しくなる。<まつだっち>もお兄さん、お姉さんと抱き合って別れを惜しんでいた。
タイピングの成績は、1組の平均値が25.72→27.11 中央値が25→26。2組の平均点は24.67→25.52 中央値が23.5→24だった。
以上:サイトの管理人記
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第14回
12月1日 |
1組、3組
第10回:教材-PDF
課題:走るバスと 歩く少年
画像データ(zip)
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
1組
3組
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今年のプログラミング学習も大詰め間近である。午前中にやった1組は最終回の10回まできた。これで彼(女)たちともお別れである。プログラミング学習が後年はたしてどんな役に立つだろうか。
最終回は去年と同じ2つの課題(走るバス、歩く少年)から選んでもらった。走るバスは松田小学校の旧校舎を背景に使っているので、選んだ<まつだっち>が多かったようだ。
今年は連年に比べて全体にむずかしく感じたようであった。しかし、第1回には難しくて不安だった<まつだっち>も、最終回では自分にはこんなことができるのかと、自分の達成した成果に感動していた。
座標を体得した<まつだっち>は、コードの理解がはやく進んでいたようだから、来年は、もっと座標を教材に組み込んでみようと思う。
午後は9回目の3組だった。信号機を点滅させる課題で、ほとんどの<まつだっち>が点滅まで辿り着いたようだ。動きのあるアニメーションとちがって食いつきは良くないが、現実にある信号機ということで不思議な体験をしたようだ。
今までの課題はパソコンの中だけの話しだったが、今回の課題では現実の社会で使われているプログラミングに思いをはせていた。if文をいじって点滅時間を調整したり、色を変えたり、歩行者用の縦2つの信号機に挑戦していた。
午後には立花学園の諸君が3名(男1,女2)来てくれて、前回が最終回と思っていた嬉しい勘違いだった。立花学園ではボランティア希望者が何人もおり、毎回違うグループでやってきてくれていたのだ。
タイピングの成績はちょっと下がって、1組の平均値が27.11→25.79 中央値が26→26。3組の平均点は23.59→23.08 中央値が24→24だった。
以上:サイトの管理人記
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第15回
12月8日 |
2組、3組
第10回:教材-PDF
課題:走るバスと 歩く少年
画像データ(zip)
理解の助け(zip)
参考-PDF
今回の <まつだっち>の声
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今年のプログラミング学習も今回で終わった。コロナ感染拡大の恐れはあったが、無事に終わることができてホッとしている。
5年生が3組の時は2.5時間増えただけだったからそれほど気にならなかったが、6年生の3組は5時間増えたので長丁場だったとの感慨が一入である。
5年のスクラッチからプロセッシングへの移行はやはり戸惑うらしく、英語でコードを打つのに抵抗があったようだ。それも2学期になると慣れてきて、7回目でほとんどの<まつだっち>が慣れたようだ。
しかし、どのクラスにも遅れ気味の<まつだっち>が2~3名おり、彼(女)らを引っ張っていくのは難しい問題である。来年で解決できるとは思えないが、まめに付き合っていくしかないだろう。やる気がないわけではないのが、幸いである。
図形を取り込むことや動かすことは、ほぼ問題なくこなしていた。やはり条件分岐、不等記号を使った条件分けが難しいようだ。これは大人でも難しいから仕方ないことか。でも来年は挑戦してみよう
結局、座標の徹底と不等記号の理解が来年の課題だろうか。 外部講師から担任が教えるようになって2年がすぎた。たしかに外部講師と担任では違いがある。クラスの掌握では圧倒的に担任に軍配が上がるが、プログラムの理解ではやや後れを取るようだ。
人は自分の知っていること以上を教えることは出来ないとは言え、年を重ねる毎にプログラミング学習に習熟した担任が増えていくだろうから心配はないと思う。
午後には立花学園の諸君が3名(男1,女2)と井上先生まで来てくれて、<まつだっち>の進捗度に驚いていた。
タイピングの成績は、2組の平均値が25.52→26.32 中央値が24→25。3組の平均点は23.08→24.96 中央値が24→26だった。
他の学校でもこの教材を使っても良いかと担任から嬉しい質問をされた。もちろん著作権フリーだから、大いに使って欲しいと答えた。
以上:サイトの管理人記
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